ブルグミュラー :18の性格的な練習曲 森の中の目覚め Op.109-12

Burgmüller, Johann Friedrich Franz:18 Etudes de genre (faisant Suite aux Etudes faciles op. 100) Le Réveil dans les Bois Op.109-12

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:練習曲
総演奏時間:1分10秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用3 応用4 応用5 応用6 応用7

楽譜情報:10件
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解説 (1)

解説 : 佐藤 卓史 (456文字)

更新日:2022年1月31日
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 いったいどんな経緯で「森の中」で目覚めることになったのかが気になりますが、非常に快活で飛び跳ねるような曲想の楽曲です。右手のオクターヴの跳躍と、左手の和音連打の練習で、13小節からは左右の役割が逆転します。終盤に向かってより技巧的に豪快さを増し、最後は一気呵成*に突進するように終わります。

* 一気呵成(いっきかせい):ひといきに、一気になしとげる

 演奏のポイント(原典 ♩=168) 

 8分音符の刻みを均等に保つことは言うまでもありません。スタッカートの演奏には指の俊敏な動きが不可欠ですが、『陽気な少女』でも解説したように「手首の柔軟性」も大事なポイントです。手首のバネを活用して打鍵動作をサポートするのに加えて、和音の連打ではバスケットボールでドリブルをするときのように、手首を支点にした屈伸運動が動作の主体となります。和音連打の際には、指の長さがそれぞれ違うことを意識しつつ、打鍵の深さを揃え、同じタイミング・同じ強さで発音するようにしましょう。

(東音版「ブルグミュラー18の練習曲」(NS61)より)

執筆者: 佐藤 卓史