ハイドン : ソナタ 第46番 第2楽章 Hob.XVI:31 op.14-5
Haydn, Franz Joseph : Sonate für Klavier Nr.46 Mov.2 Allegretto
作品概要
楽器編成:ピアノ独奏曲
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:3分00秒
著作権:パブリック・ドメイン
ピティナ・ピアノステップ
23ステップ:応用7 発展1 発展2 発展3
楽譜情報:6件解説 (2)
解説 : 大井 和郎
(519 文字)
更新日:2025年4月3日
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解説 : 大井 和郎 (519 文字)
弦楽4重奏と考えて良い第2楽章です。このような深刻で、ドラマティックな曲は、ハイドンの曲では希です。ある種の悲しみの表現とお考えください。
この第2楽章を、弦楽4重奏と考え、それぞれのラインを楽器に振り分けて
欲しいのですが、この第2楽章は主に3声で進行します。そこで、自分なり
にオーケストレーションをして、チェロであろう部分、ヴィオラであろう部
分等、考えてみて下さい。例えば、1小節目、1拍目裏拍の左手Eは、低い
位置にありますので、本来であれば表拍からEが鳴り続けていてもおかしく
はありません。2小節目はA、3小節目はHといった具合です。
その間、ヴィオラは、1小節目、E EFisGE 2小節目、A AHCH、3小節目、H HCHAという想像ができます。
ト音記号では2本のヴァイオリンが、1小節目E、2小節目、E と Fis、3小
節目、Fis と Dis は容易に想像出来ますね。
その上で、今度は優先する声部を考えます。
13小節目以降、アンサンブルは重厚になり、複雑になってきますので、こ
のような部分を演奏する時は、どの声部を優先すれば良いのかを決めておき
ましょう。全ての声部は重要ですが、優先する声部を作ることで音楽は聴き
やすくなります。
解説 : 齊藤 紀子
(78 文字)
更新日:2020年2月9日
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解説 : 齊藤 紀子 (78 文字)
第2楽章はアレグレットの4分の3拍子で、第1楽章の同主調にあたるホ短調。この楽章の最後は終止線ではなく、複縦線が引かれているが、アタッカの指示は見られない。
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