ハイドン :ソナタ 第41番 第3楽章 Hob.XVI:26 op.13-6

Haydn, Franz Joseph:Sonate für Klavier Nr.41 Mov.3 Finale: Presto

作品概要

楽曲ID:32202
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:1分00秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用3 応用4 応用5 応用6

楽譜情報:7件
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解説 (2)

解説 : 大井 和郎 (424文字)

更新日:2025年3月5日
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この第3楽章は、Prestoで2拍子なので相当速い曲とお考えください。目の覚めるようなテクニックが必要になりますが、軽いタッチで、明るく弾くことを目指します。ハイドン独自のユーモアたっぷりの楽章は、わずか30秒~ 60秒位の尺しかありません(繰り返しをするかしないかで変わってきます)。その間に表情を変えていかなければならないので、急激な強弱の変化が必須になります。 15~18小節間、この4小節間は、タイミングが狂わないように気をつけて下さい。拍を失いがちな部分になります。9~14小節間もBセクションに含まれ、ここで一度E-durに転調して、カデンツになります(15小節目)。 さて、筆者の楽譜には多くの強弱マーキングが書かれていますが、100%、これらのマーキングを忠実に守る必要もないとも思います。例えば、1~8小節間は繰り返しになりますが、2回目に弾くときは、強弱を変更しても許されると思います。この辺り、臨機応変に対応してみてください。

執筆者: 大井 和郎

解説 : 齊藤 紀子 (101文字)

更新日:2020年2月9日
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