ハイドン :ソナタ 第41番 第2楽章 Hob.XVI:26 op.13-6

Haydn, Franz Joseph:Sonate für Klavier Nr.41 Mov.2 Menuet al Rovescio

作品概要

楽曲ID:32201
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:2分00秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用4 応用5 応用6

楽譜情報:7件
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解説 (2)

解説 : 大井 和郎 (398文字)

更新日:2025年3月5日
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一見、普通のメヌエットに見えるのですが、ここでもハイドンのいたずら心といいますか、遊び心が出ているメヌエットです。まずは、1~10小節間のメロディーラインのみを弾いてみて下さい。次に、11~20小節間を同じように、メロディーのみ弾いてみるのですが、11小節目からではなく、20小節目から、19,18,17,と逆の進行方向で弾いてみて下さい。そうする  と、1~10小節間のメロディーと一致することがわかります。

同様にトリオの21~32小節間を同様に弾いて、そのあとで、33~44小節間を、先ほどと同じく、44小節目から、43,42,と、逆方向に弾いて見ると、 21~32小節間のメロディーであることがわかります。 これはレトログレードという技法で、バッハなどもこのようなパズル的な曲を書いています。 故に、果たして何人の人がそれに気が付くか、などの遊び心をもって、軽快に、楽しく弾いてみて下さい。

執筆者: 大井 和郎

解説 : 齊藤 紀子 (100文字)

更新日:2020年2月9日
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