ベートーヴェン :ピアノ・ソナタ 第9番 第1楽章 Op.14-1

Beethoven, Ludwig van:Sonate für Klavier Nr.9  1.Satz Allegro

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:6分30秒
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解説 (1)

解説 : 岡田 安樹浩 (364文字)

更新日:2019年2月15日
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(第1楽章)ホ長調 4分の4拍子 ソナタ形式

[提示部]

和音の刻みの上に跳躍音程による主要主題が提示される。主題の確保が発展した推移を経てロ長調で2つの副次主題が提示される。まず下降・上行の順次進行による主題があらわれ、続いてターンの装飾をともなった幾分快活な主題があわられる。コデッタでは主要主題が再現される。

[展開部+再現部]

コデッタの主要主題が発展しイ短調へ転調する。経過的な楽句が続いた後、主要主題がホ短調であらわれ、再現部を準備する。

2オクターヴにわたる音階パッセージの上に主要主題が主調で再現される。副次主題を主調で再現するために、推移部はまずハ長調へ転じ、ホ長調の増六の和音(ドッペルドミナント第5音下方変位和音)を介してドミナントに半終止する。こうして副次主題が主調で再現され、主要主題を回想しながら楽章を閉じる。

執筆者: 岡田 安樹浩