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ヘンデル :組曲 クーラント HWV 448

Händel, Georg Friedrich:Suite Courante HWV 448

作品概要

楽曲ID:30375
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:クーラント
総演奏時間:2分10秒
著作権:パブリック・ドメイン
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解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (375文字)

更新日:2024年9月16日
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基本的に2声のクーラントですが、出来る事であれば快速に弾きたいところで、このクーラントのテンポを遅くすることで、かなり曲の雰囲気が損なわれます。ではテンポを速くすれば良いのですが、アーティキュレーションも重要な要素になります。

基本的に左手に書かれている4分音符はスタッカートで演奏すると良いです。例えば1~8小節間、3拍目の4分音符をレガート、あるいはテヌートにしてしまうと、曲自体に締まりが無くなり、間延びしてしまいます。

曲中、このクーラントは、前半、d-mollからF-dur、a-moll、に、後半、g-moll、そしてd-mollに転調します。各調を1つのセクションとして、各セクション毎に音色や音量を変化させることで、曲に面白みが出てきます。

前半は22小節目、後半は39小節目、あるいは、45小節目等をピークポイントとしてみて良いでしょう。

執筆者: 大井 和郎
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