作品概要
    楽曲ID:
    25068
    
  
楽器編成:ピアノ独奏曲 ジャンル:前奏曲
総演奏時間:1分40秒
著作権:パブリック・ドメイン
解説 (1)
            
            
              
                
                  解説 : 渡邊 真里子
                  (395 文字)
                
              
              
                更新日:2020年2月9日
              
              
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            解説 : 渡邊 真里子 (395 文字)
                更新日:2020年2月9日
              
              
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            12番以降は1907年の夏にイタリアで作曲されている。雄大で迫真的な楽曲の主題に全音階を使用している。アルペジオの連続で激しい内面の葛藤を吐露するように表現している。アルペジオは16部音符による三連符と32分音符を組み合わせて構成される。全音階の特徴である「調性の曖昧さ」「不安さ」が全体を支配し、主題のモティーフを反復させ、中音域、高音域、低音域と鍵盤を幅広く使用して表現している。
尚、パルムグレンはイタリアのペーザロへ到着する直前、右手中指を負傷したことから、この曲は右手中指を除いても演奏が可能であるように描かれている。また、左手のアルペジオが曲を支配するのは右手への負担を回避するためであったと考えられる。
                  執筆者:
                  渡邊 真里子
                
            
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        楽譜
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                  パルムグレン ピアノ名曲集
(株)全音楽譜出版社
              (株)全音楽譜出版社
