ラモー : クラヴサン曲集と運指法 第2番(第3組曲) 歓喜(ロンドー)
Rameau, Jean-Philippe : Pièces de clavecin avec une mèthode sur la mècanique des doigts "La joyeuse(Rondeau)"
作品概要
解説 (2)
解説 : 佐竹 那月
(87 文字)
更新日:2022年2月28日
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解説 : 佐竹 那月 (87 文字)
更新日:2022年2月28日
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ニ長調。2分の2拍子。下行音階からなるロンド主題と、上行音階からなるクプレの主題によるロンド。全体を通して、両手の音階が3度(あるいは10度)音程を保ちながら上行・下行する。
執筆者:
佐竹 那月
演奏のヒント : 大井 和郎
(235 文字)
更新日:2022年5月20日
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演奏のヒント : 大井 和郎 (235 文字)
更新日:2022年5月20日
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この曲の問題点は、テンポが速く、音数が多いので、普通に弾いてもフォルテになってしまい、pで演奏する事が極端に難しい事です。コツをお教えしますと、フォルテと書いてあっても、左手はppくらいで充分です。フォルテのセクションもpのセクションも、左手を常にppにして弾く事で、バランスも取れ、音楽が聴きやすくなります。左手の音数は右よりも多いので、左手が大きくなりがち、即ち機械的に聞こえやすくなります。左手を常にppにしておけば、それらの耳障りなバランスを避ける事ができます。
執筆者:
大井 和郎