テーマ(主題)は1~4小節間とします。5~8小節間、右手のリズム(3連符+8分音符6つ)と左手のリズム(4分音符4つ)は同じですので、シークエンスと考え、6小節目と7小節目を比べたとき、7小節目の方が音量は弱いかも知れませんが、8小節目、9小節目と上行し、クレシェンドをかけ、10小節目をピークにします。

B-durで始まる後半は、15小節目辺りよりc-mollに転調するので、雰囲気を変えます。15~20小節間はc-mollで、19~20小節間が終止形となります。

21~24小節間は、13~16小節間と同じ素材と考えます。

そして再び、25~28小節間、シークエンスが始まり、29小節目に向かってテンションを上げてください。最後は主調のEs-durで終わります。

非常に強弱が平坦になりがちの曲です。シークエンスや転調の際に、音量や音質、雰囲気を変え、平坦にならないように注意します。