バッハ :アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳 第2巻 メヌエット BWV Anh.118 変ロ長調

Bach, Johann Sebastian:Das zweiten Notenbuch für Anna Magdalena Bach Menuett B-Dur BWV Anh.118

作品概要

楽曲ID:22596
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:メヌエット
総演奏時間:1分20秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用3

楽譜情報:10件
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解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (425文字)

更新日:2024年4月21日
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オリジナルヴァージョンとショートヴァージョンがありますので、ご注意ください。これから述べますのはオリジナルヴァージョンで、小節数は48小節あります。

このメヌエットはピアノで弾くことで、いくつかの問題が起こります。最も注意しなければならないのは、左手の8分音符が連続する部分です(例:1~5小節間等)。この左手の音量が大きすぎると、実に重たくきこえます。8分音符を短めに切ってしまっても良いとも思います。その方が軽めにきこえます。仮にレガートで弾く場合も、音量は控えめにして、右手を優先するようにします。

続いて、4分音符3つ(例:6~7小節間等)、のパターンですが、これも短く切って下さい。レガートで弾くことで、重たくきこえる要因になります。

バッハが書くB-durは、とても気品のある調です。激しくなく、重たくなく、品性がある調とお考え下さい。それを基本に、重たくなく、角が無い、当たり障りの無い、しかし品のあるメヌエットを考え、完成させてみて下さい。

執筆者: 大井 和郎
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