バッハ :アンナ・マクダレーナ・バッハの音楽帳 第2巻 ポロネーズ BWV Anh.117 ヘ長調

Bach, Johann Sebastian:Das zweiten Notenbuch für Anna Magdalena Bach Polonaise F-Dur BWV Anh.117

作品概要

楽曲ID:22595
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ポロネーズ
総演奏時間:1分20秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用3

楽譜情報:9件
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解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (373文字)

更新日:2024年4月21日
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ポロネーズとは、18世紀に確立された形式ですが、「ポーランド風の」という意味で、実に様々な曲がポロネーズとされてきました。一般的には舞曲と考えて良いです。このポロネーズも舞曲と考えますので、テンポはそこまで速くは弾きません。装飾音を無理なく入れられるテンポに設定します。

1~2小節間は、9~10小節間と一致し、5~8小節間は、13~16小節間と一致すると考えます。そうすると、3~4小節間と、11~12小節間の、4小節間が前半と後半では一致せず、一方は(3~4小節間)F-durのカデンツで終わり、もう一方は(11~12小節間)借用和音でC-dur を一

瞬イメージさせます。

前半と後半を比べたとき、バスの跳躍や、音数等を鑑み、後半の方がテンションは高まりますので、前半を大人しく、そして後半は前半よりも強弱を強くして、華やかに終わるようにします。

執筆者: 大井 和郎
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