ホーム > ドビュッシー > 子供の領分 > 雪は踊っている

ドビュッシー :子供の領分 雪は踊っている

Debussy, Claude Achille:Children's corner "The snow is dancing"

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:2分30秒
  • クリックして画像を開く
  • tab
22404 1

解説 (1)

解説 : 林川 崇 (409文字)

更新日:2019年4月18日
[開く]

雪は踊っている

前曲とは調性も大きくかけ離れたニ短調で、曲調も全く対照的な曲であるが、前曲の主音であるEで開始されるため、続けて弾いた時に絶妙な効果をもたらす。

〈人形へのセレナード〉終結部

〈雪は踊っている〉冒頭

ほぼ全曲にわたって、16分音符を両手で交互に弾き続けるように書かれているが、楽譜の通りの配分で弾くとかえって難しい箇所もある。

〈雪は踊っている〉第13~15小節

(特に第14小節から楽譜通りの左右の配分だと演奏が難しくなる)

もしかすると、楽譜のグラフィックや手の動きでも雪の舞を表現しようとしたのかもしれない。 ドビュッシーが雪の中にいるのか、それとも窓辺から街頭のあたりにちらつく雪を眺めているのか、視覚的情景をかき立てる一曲である。

執筆者: 林川 崇