スクリャービン :3つの小品 練習曲 Op.2-1 嬰ハ短調
Scriabin, Alexander:3 Pieces "Etude" cis-moll Op.2-1
解説 : 伊藤 翠 (157文字)
《練習曲》op. 2-1
1887年、14歳の頃の作曲。この小品集の中で最も有名であり、今日でも演奏される機会の多い作品である。「練習曲」という題名に注目するならば、ホモフォニックな伴奏形と旋律部分の弾き分けを目指した曲であるといえる。冒頭2小節の主題が何度も、ショパン作品を思い起こさせるような転調で繰り返される。
練習曲 Op.2-1
3つの小品 1. 練習曲 嬰ハ短調
3つの小品 1.練習曲 嬰ハ短調