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シベリウス : 13の小品 小ロマンス Op.76-6

Sibelius, Jean : 13 Pieces "Romanzetta" Op.76-6

作品概要

楽曲ID: 21375
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:1分30秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (641 文字)

更新日:2025年10月23日
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左手と右手ではどちらがメロディーラインなのかと問われれると、返答に悩む曲だと思います。左手だけを弾いて見ると、メロディーラインにしてはいささか奇異な感じも受けます。最終的には奏者が判断するところではありますが、仮に、右手に主旋律が来ると仮定した場合のお話をします。

このメロディーラインはすべて「2度」で構成されていると仮定します。2小節目の場合、DisからCis CisからH3小節目は、AisからGisGisからFis とします。そして4小節目はカデンツ(終止形)になりますので、ここはFisで終了していると考えます。以降、2度を探し、この2度は下行していますので、後ろの音符の方を弱く弾く様にします。

それでは、1小節目はどうするかと言うことですが、この小節だけは、フレーズの2個目の音から上行する音に進むこととします。1小節目の場合、フレーズの終わりの音はHですので、冒頭のGisからではなく、FisからHに上行するラインと仮定します。このパターンは、曲中この1小節目のみで、あとの小節はカデンツを除き、全て2度が見つかるはずです。

カデンツは4小節目、1516小節間の2つです。

最後の4小節のみ、左手と右手のメロディーラインがほぼ一致しますので、ここがこの曲のピークポイントと考える事もできます。

執筆者: 大井 和郎
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