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17世紀の音楽 :カドリーユ(1)

Music of 17th century:*in preparation*

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:その他の舞曲
総演奏時間:0分20秒

解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (775文字)

更新日:2018年3月12日
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作曲者不明:カドリーユ (やさしいインベンションより)  カドリーユとは、Quadrilleというフランス語で、四角を意味します。もともとは軍事パレードの形でしたが、それが後に舞踏会の形になりました。基本的には男女カップルが4組で四角を作ります。拍子は2拍子系が多く見られます。この曲は4拍子ですので、カドリーユをイメージした小曲と考えれば良いと思います。先生方は、このカドリーユの動画を検索し、生徒さんに見せて上げ、感覚を掴ませて下さい。兎にも角にも、語源を検索し、調べる事は大変重要です。  このカドリーユにはallegrettoというテンポマーキングがあります。他にダイナミックマーキングもありますが、これはこの曲を書いた人が付けたかどうかは定かではありません。しかし一応参考にしましょう。前述したように、これは華やかな舞曲ですので、軽やかに楽しく、焦らず、演奏します。  前半と後半に分かれていて、それは明白ですね。8小節ずつです。前半8小節を見てみましょう。4小節ずつの2つのフレーズに分かれます。3小節目と7小節目に向かってそれぞれテンションを高めます。この8小節間で、和音の基本形は8小節目のみです。後は全部展開形です。落ち着くところが8小節目しかありませんので、8小節間音楽を止めないようにします。  後半、2小節単位のシークエンスが3つ来ます。9-10、11-12、13-14小節間です。あるいは、9-10、11-12、13-16と考えても構いません。いずれにせよ、この3つのフレーズ、全部同じようには弾かないようにします。全て表情を異ならせて下さい。さながら、カップルが一組ずつ踊り、その間他のカップルは休んでいるようなイメージでしょうか。  最後16小節目はritも何も書いていませんが、「若干」テンポを引っ張ると良いでしょう。

執筆者: 大井 和郎

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