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山田 耕筰 :ソナチネ

Yamada, Kōsaku:Sonatine

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナチネ

解説 (1)

解説 : 今関 汐里 (513文字)

更新日:2018年4月13日
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1916 年 2 月、留学先のベルリンから帰国して山田耕筰は日本で洋楽音楽家としてのキャリアと実績を積んでいく。帰国後に結婚した(入籍はせず)永井郁子との結婚生活は、彼女が実家に戻ってしまったことにより、終わりを迎える。同年 11 月に山田は幼馴染の村上菊尾(河合磯代)と結婚し、翌年 4 月には長女の美沙をもうけている。

長女が誕生したのと同月の 4 月 21 日、山田は《ソナチネ》を作曲した。本作の自筆譜表紙にはこの日付とともに「よしこさんに捧げる Yoshiko-san zugeeignet」という記述がある。この「よしこさん」とは山田耕筰の姉阿部信子の娘、つまり山田の姪にあたる人物を指している。 ところが、作曲から 11 年後の 1928 年 9 月に 《コドモのソナタ》というタイトルのもと初版が出版されており、そこでは山田の長女と長男に書いたとされている。対象が姪なのか、我が子なのかはともかくとして、作曲者の教育的意図のもとに作曲されたことはその音楽的内容からも明白である。3 楽章からなる本作では、難易度の高い技巧は用いられておらず、和声も古 典的な和声法に則っており、和声感を養うのに適していると言える。

執筆者: 今関 汐里

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