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ローデ :あやつり人形

Rohde, Erwin:Marionette

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:★ 種々の作品 ★
総演奏時間:1分10秒

解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (704文字)

更新日:2018年3月12日
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表示記号はVivoで、これはポルトガル語で「生きる」という意味があり、イタリア語で生き生きと言う意味ですので、Vivaceと考えれば良いのですね。Vivaceは生き生きとと言う意味で、決してそれは「速く」という事ではありません。しかしながら2拍子でリズミカルな伴奏を考えれば、大体のテンポは想像に難しくないですね。またこの曲はロマン派の曲ではありますが、一切のルバートはかけない方が良いと思います。それが証拠にテンポ関係の指示は19-21小節間しか書かれていません。故に他の部分はほぼメトロノームに近い拍子でテンポを1つにして進みます。  強弱についてお話します。この曲は強弱の突然の変化が特徴の曲です。要するにsubitof や subito p が特徴で、それはとてもわかりやすく表現しなければなりません。例えば、29小節目にはフォルテが書いてあり、31小節目にはpが書いてありますが、29-30小節間でディミヌエンドをしてpに達するという考え方では無く。29-30小節間はずっとフォルテのまま。そして急激に31小節目でpにします。そして33小節目に再びフォルテが来るまではpを保ち、33小節目でsubito Fになります。以下全て同様です。  音楽的なお話になりますが、この曲はとてもコメディータッチの楽天的な曲になります。色々なキャラクターが登場するイメージを持って演奏してみましょう。例えば、29-36小節間はメロディーラインは右手にあると言って良いと思います。37小節目から今度はそれが左右入れ替わります。29-36小節間は女性、37-44小節間は男性のキャラクターなどと考えても良いと思います。

執筆者: 大井 和郎

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