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小栗 克裕 : "Movement 2012" for Clarinet and Piano

Oguri, Katsuhiro : Movement 2012

作品概要

楽曲ID:19593
作曲年:2012年 
楽器編成:室内楽 
ジャンル:種々の作品

解説 (2)

作曲者による : 小栗 克裕 (204 文字)

更新日:2020年3月26日
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◾️作曲者から

 作曲にあたってのテーマは東京とニューヨークの対比を音楽で表現する、ということで、私がまず両都市にイメージするものを考えると「交通網の充実」とそれに伴って生まれてきた「スピード社会」であった。まさにこの目まぐるしい「スピード社会」を変拍子的な鋭いリズムで、またアメリカをイメージしたブギウギやスィングというジャズのテイストを織り交ぜ、無窮動的なリズムの嵐で表現してみたスリリングな作品となった。

執筆者: 小栗 克裕

解説、演奏のヒント : 杉浦 菜々子 (270 文字)

更新日:2020年3月26日
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◾️楽曲について・演奏のヒント

 2012年作曲。2013年1月20日サロン·テッセラで、トーマス·ピアシー(Cl.)と田中美香(Pf.)によって初演された。三部形式。クラリネットは超絶技巧が要求され、アクセントや幅広い音の跳躍、中間部のJazzなど、メリハリのある演奏が要求される。ピアノは、アクセントがある和音とない音の明確な弾き分けによって、キレのある伴奏が要求される。ニューヨークに縁のある作品のため、ブギウギと書かれた中間部は、Jazzの発想で書かれており、ピアノはカプースチン風、クラリネットはポリリズムでSwingの記載がある。

執筆者: 杉浦 菜々子
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