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ペヤチェヴィチ :花の一生、8つのピアノ小曲集 Op.19

Pejačević, Dora:Blumenleben Op.19

作品概要

楽曲ID:17480
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

解説 : 西井 葉子 (653文字)

更新日:2020年10月3日
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ドラの創作活動の中期に位置する作品で、1904~1905年、19~20歳の頃に作曲された。ドレスデンのL.ホッファルス(L.Hoffarth)社から、《花の一生-8つのピアノ小品集(Blumenleben~Acht Klavierstücke)Op. 19》というドイツ語のタイトルで出版されている(出版年不詳)。

花の名前がつけられた8つの小品から成る曲集で、優しさ、はかなさ、喜びや悲しみなど、花から連想される哀歓のようなものが細やかに表現されている。曲集全体でも、花の一生のように構成されていて、春から秋まで、それぞれの花が咲く順番に並べられており、誕生や希望を表す待雪草(第1曲)から始まり、すみれ(第2曲)、すずらん(第3曲)、忘れな草(第4曲)の後、ばら(第5曲)、赤いカーネーション(第6曲)のあたりで盛り上がって、ゆり(第7曲)、菊(第8曲)で終わるという構成で、最後の菊は、葬送行進曲のような曲調になっている。ピアノによる美しいスケッチ集とも言えるこの小品集は、彼女の生前、ザグレブ、ブダペスト、ドレスデンなどで、彼女の作品の中で最も頻繁に演奏された作品であり、今日においても、彼女のピアノ作品の中で最も人気のある作品である。

第1曲 Op. 19-1:待雪草

第2曲 Op. 19-2:すみれ

第3曲 Op. 19-3:すずらん

第4曲 Op. 19-4:忘れな草

第5曲 Op. 19-5:ばら

第6曲 Op. 19-6:赤いカーネーション

第7曲 Op. 19-7:ゆり

第8曲 Op. 19-8:菊

執筆者: 西井 葉子

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