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野村 誠 :六つの新しいバガテル ~松下眞一のタイトルによる

Nomura, Makoto:Six Nouvelles Bagatelles pour piano, d'après les titres laissés par Shin-ichi Matsushita

作品概要

作曲年:2010年 
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集

解説 (1)

演奏のヒント : 大井 浩明 (786文字)

更新日:2011年6月15日
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大井浩明による「松下眞一×野村誠」個展(2010年9月)のために作曲。松下眞一(1922-1990)の遺作《スペクトル第6番 ~12のバガテル》は、前半6曲のみが完成され、後半6曲については予定タイトルのみしか発見されていない。この「残されたタイトル」に基づき新たに作曲されたのが、《六つの新しいバガテル》である。

第VII曲は、野村とヒュー・ナンキヴィルの共同プロジェクト、Keyboard Choreography Collection(KCC)から取られた。KCCとは、まず幼児に自由気ままにピアノを弾いてもらい、その様子をビデオに記録する。その映像を作曲家と振付家で分析し、そこから、可能な限り多くのピアノ奏法を抽出し、音楽用語ではなく、振付として記述する、というもの。「フーリエ」→「フリ」→「フリコ」の連想ゲーム。第VIII曲は、北斎漫画に書き込まれた木琴がガムラン音楽のガンバン(Gambang)に酷似していることから書かれた《南の北斎》 という作品が、さらにイベリア半島へ渡っていたら、という空想に基づく。第IX曲は、野村が小学校時に作曲した《月の光》に因み、北九州の小学生が作ったメロディを変形せずシンプルに提示した。第X曲は福岡市博物館でのアーツマネジメントのワークショップにおけるプレゼンの言葉を歌、身振りをダンスと見立て、映像とシンクロさせたもの。撮影は泉山朗土、編集は上田謙太郎。第XI曲は、特別養護老人ホーム「さくら苑」のお年寄りがピアノを弾く映像に、演奏を同期させるもの。映像は上田謙太郎。第XII曲は、羽生善治と谷川浩司による歴史的な棋譜を素材にした一品。

●作曲者による、より詳しい曲目解説: http://ooipiano.exblog.jp/15119410/

●野村誠 公式サイト http://www.makotonomura.net/

執筆者: 大井 浩明

楽章等 (6)

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