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スカルラッティ, ドメニコ : ソナタ 変ホ長調 K.68 L.114

Scarlatti, Domenico : Sonata Es-Dur K.68 L.114

作品概要

楽曲ID: 1703
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:4分10秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

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楽譜情報:1件

解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (634 文字)

更新日:2026年3月26日
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このソナタには1つ疑問点があります。冒頭から出てくる右手の、32分音符x2 + 16分音符 は1拍ですが、何故これをトリルで書かなかったかという疑問です。このソナタのテンポは書かれていませんが、53小節目に見られるような、32分音符のスケールを見たとき、そこまでゆっくりなソナタではなく、生き生きと、軽快に、快速に進んで良くソナタだと想像出来ます。

従って、例えばこのソナタがAllegroのテンポで進んだ場合の前提となりますが、冒頭の32分音符x2 + 16分音符をトリルで書いた時、奏者は、冒頭の(1小節目を例に取ります)、Es D Es 3連符のように3つの音を全て同じ長さで弾かれてしまう危惧もあったのではないかと筆者は想像しております。3連符で弾いた場合と、32分音符x2 + 16分音符で弾いた場合では若干感じ方が変わってきます。32分音符x2 + 16分音符 で弾いたとき、32分音符のEsD はかなり速いスピードで弾かれ、最後の16分音符のEsは、16分音符分、伸ばす事で、正しいリズムとなります。従って、とにかく32分の2つの音を素早く弾き、残りの1つを16分の音価で弾けば間違いありません。そして全ての、32分音符x2 + 16分音符を同じリズムで弾く様にしてみて下さい。

執筆者: 大井 和郎
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