スカルラッティ, ドメニコ : ソナタ ニ長調 K.33 L.424
Scarlatti, Domenico : Sonata D-Dur K.33 L.424
作品概要
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:2分40秒
著作権:パブリック・ドメイン
ピティナ・ピアノステップ
23ステップ:展開1 展開2 展開3
楽譜情報:3件解説 (1)
解説 : 大井 和郎
(648 文字)
更新日:2026年1月30日
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解説 : 大井 和郎 (648 文字)
直筆にAllegroと書かれてあるので、少なくとも遅いソナタで無い事は確かです。しかしどの位速いテンポが望ましいかは定かではありません。版によって様々な解釈と、テンポマーキングがあり、このテンポに関しては、実際のところ、何をどのように選択して良いのか判らなくなります。
多くの奏者は9小節目のテンポを8小節目と同じにして、8分音符=4分音符と書かれてあるように、8小節目の拍の速度と、9小節目の拍の速度はほぼ同じに演奏されているのですが、同じ理屈で行くと、15小節目と16小節目も同じ拍の速度で演奏されて然るべきところです。しかしながら、多くの奏者は16小節目に入った瞬間に、拍を倍の長さに取ります。
あれこれ直筆を含め、多くの版を観てみたり、ハープシコードの演奏も含め、聴いてみたのですが、実際のところ詳しい事は判っておりません。
察するに、ギターの即興演奏のような感覚で演奏し、9〜10小節間と、16〜17小節間に関しては、カデンツと考え、あまりテンポを気にせずに、即興的に自由に弾いて良いと思います。
11小節目からは2小節単位で同じフレーズが繰り返され、3つめのフレーズになった時に3つ目のフレーズの後半が16小節目になります。11小節目からテンションを高めていくか、逆に下げて行くか、等、自由に判断して良いと思います。
