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スタマティ :ピアノ・ソナタ 第一番 Op.8

Stamaty, Camille Marie:Sonate Op.8

作品概要

出版年:1843年 
初出版社:Schlesinger
献呈先:Mr. F. Benoist
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:20分30秒

解説 (1)

執筆者 : 上田 泰史  (519文字)

更新日:2010年1月1日
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ソナタというジャンルは19世紀に入ると過去の遺物とされ作曲の機会が非常に少なくなった。しかし世紀中葉、過去の「大家」の作品に「永遠の価値」が見出されるようになると、このジャンルの見直しが始まり「現代の古典」として同時代のピアニスト兼作曲家たちはソナタを手掛けるようになった。スタマティの作品8は、フランスのピアニストたちがノクターンや練習曲から古典的なジャンルに歩み寄り始めた時期の作品である。スタマティが早くから古典音楽に傾倒していたことを考えれば、彼がこの曲でベートーヴェンを、とりわけ《熱情ソナタ》を意識したという考えはおそらく間違いではない。実際、各楽章の調性プラン、緩徐楽章を和弦的な主題とその変奏で構成している点など、両者の間に一致点は少なくない。息の長い声楽的な主題に慣れ親しんだ同時代の作曲家はソナタにおいてしばしばベートーヴェン流の動機労作ができずに苦しんでいるが、スタマティはリズミックな主題を用いることで劇的な展開を実現している。彼の作品20と共に19世紀の傑出したピアノ・ソナタの中に位置づけられよう。音楽院オルガン科教授で作曲の助言を受けたブノワFrancois Benoist (1794-1878) に献呈。

執筆者: 上田 泰史 

楽章等 (3)

第1楽章

総演奏時間:10分00秒 

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楽譜(0)

第2楽章

総演奏時間:5分30秒 

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第3楽章

総演奏時間:5分00秒 

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