マギン 1929-1999 Magin, Milosz
解説:PWM Edition(翻訳:平岩 理恵) (640文字)
更新日:2022年9月30日
解説:PWM Edition(翻訳:平岩 理恵) (640文字)
ミロシュ・マギン Miłosz Magin
(1929年ウッチ[ポーランド]~1999年ボラ・ボラ[フランス領ポリネシア])
ミロシュ・マギンは、ポーランドのピアニスト、作曲家。1929年、ウッチで生まれ、幼少のうちにワルシャワに移った。ワルシャワの国立音楽高等学校でマルゲリータ・トロンビーニ=カズロにピアノを、ヤン・アダム・マクラキェーヴィチおよびカジミェシュ・シコルスキに作曲をそれぞれ学んだ。
1955年、マギンはワルシャワで行われた第5回フリデリク・ショパン国際ピアノコンクールで優秀賞を受賞。その後も、パリのロン=ティボー国際コンクールやリスボンのヴィアナ・ダ・モッタ国際コンクールなどで入賞を果たしている。
1960年にパリに移り定住。同地のラフマニノフ音楽院でピアノのクラスを受け持ち、後にパリ国際音楽大学でも教えている。
ミロシュ・マギンは世界各地でコンサートやレコーディングを行った。母国ポーランドにもソリストやコンクールの審査員などとして頻繁に訪れている。1985年、マギンはパリで自身の名を冠した国際ピアノコンクールを創設した。コンクールは2年に一度開催され、課題曲としてフリデリク・ショパン、イグナツィ・ヤン・パデレフスキ、カロル・シマノフスキの作品が必須となっている。
マギンはピアニストとしての活動のかたわら、ピアノ曲やその他の楽器のための器楽曲など数十におよぶ作品を作曲してもいる。1999年、マギンはフランス領ポリネシアへの演奏旅行の最中に突然亡くなった。
作品(12)
ピアノ独奏曲 (7)
ソナタ (4)
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