おすすめポイント
レシェティツキ門下のヴィルトゥオーゾであり、プロコフィエフと同世代の未来派作曲家、山田耕筰のアメリカ時代の友人としても知られる存在でありながら、100歳を超えて21世紀まで生きていたレオ・オーンスタインの弾くショパンの幻想即興曲。テクニック、音色、色彩感、カンタービレ、構成感、自在さなどが極めて高い次元で揃っており、あまりにも弾かれ過ぎているこの曲の図抜けた名演の一つだろう。なお、この動画はオーンスタインの息子がアップしたものだが、このセヴェロ・オーンスタインはインターネットの開発者の一人である。