グラズノフ 1865-1936 Glazunov, Aleksandr Konstantinovich

解説:野原 泰子 (633文字)
更新日:2007年7月1日
解説:野原 泰子 (633文字)
ロシアの作曲家。サンクト・ペテルブルグに生まれる。14歳の時にバラキレフの紹介でリムスキー=コルサコフに師事し、年齢差を超えた師弟の友情は終生続く。
全9曲の交響曲のうち、第1番は16歳の作。バラキレフの指揮による初演で、作曲者の早熟の才能に惹かれた資本家ベリャーエフは、パトロンに転身。グラズノフの作品を出版し、旅行先のワイマールではリストに引き合わせる。グラズノフは「ベリャーエフ・グループ」(ベリャーエフのもとに集まった音楽家たち)の中心的な存在となる。
87年にボロディンが急逝し、《イーゴリ公》などの遺稿をリムスキー=コルサコフと補筆・完成。88年には指揮者としてデビューし、翌年のパリ万博では自作の《交響曲第2番》を指揮。90年代に交響曲(第3番~第6番)、バレエ《ライモンダ》と《四季》、室内楽曲を次々と発表する。
99年にペテルブルグ音楽院の教授に着任。1905年にはリムスキー=コルサコフの免職に抗議し辞職するが、ほどなく院長に選任される。この頃に創作は円熟期に入り、《ヴァイオリン協奏曲》(04年)や《交響曲第8番》(06年)が書かれる。またパリでのロシア音楽演奏会を始め、国際的な指揮活動で名声も高まる。第1次世界大戦、それに続く動乱期の逆境のなかでも、創作や教授活動、工場や駐屯地での演奏会の指揮を続けた。
28年にロシアを出国し、欧米での指揮活動を展開するが、32年に体調を崩しパリに定住。晩年の作には《サクスフォーン協奏曲》(1934年)がある。
作品(26)
ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) (1)
協奏曲 (2)
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ピアノ独奏曲 (10)
ソナタ (2)
曲集・小品集 (4)
前奏曲 (4)
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即興曲 (2)
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ワルツ (4)
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ピアノ合奏曲 (2)
幻想曲 (2)
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