アミ 1936 Amy, Gilbert
解説:横田 敬 (375文字)
更新日:2006年8月1日
解説:横田 敬 (375文字)
1936年パリ生まれの作曲家、指揮者。6歳からピアノを学び始める。哲学を修めた後に1955年にパリ音楽院に入学。そこではミヨーに作曲、メシアンに音楽分析、プレ=コサードに対位法を学んでいる。音楽家としてのアミに決定的な影響を与えたのは、1956年のブーレーズとの出会いであった。65年にはバーゼルでブーレーズの講座に参加している。ダルムシュタット夏期音楽講習にも参加し、60年にはそこで、初期の重要な作品のひとつであるピアノ・ソナタ(1958年)を自演している。
1962年にオデオン座の補佐に任命されたのをきっかけに指揮者としてのキャリアを積み始めた。67年からブーレーズの後任として務めたドメーヌ・ミュジカルの音楽監督としての活動は、特に評価されるべきものである。73年からはフランス国営放送局の音楽顧問、84年からリヨン音楽院の院長を務めている。
執筆者:
横田 敬
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作品(5)
ピアノ独奏曲 (2)
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