阿部 裕之 Abe, Hiroyuki
プロフィール (632文字)
プロフィール (632文字)
1957年7月6日東京都生まれ。
1980年第49回日本音楽コンクール第1位。
東京芸術大学付属音楽高校および東京芸術大学音楽学部を卒業。同大学院修了後、ドイツ、フランスで研鑽。
堀江孝子、田村宏、種田直之氏らに師事。パリではV.ペルルミュテール氏にラヴェルの作品を集中的に学ぶ。1983年フランス・エピナール国際ピアノコンクールで銀メダル受賞。
ドイツ国立カールスルーエ音楽大学修了。東京フィルハーモニー交響楽団、東京都交響楽団、新星日本交響楽団他との協演やヴァイオリンの前橋汀子、堀米ゆず子との コンサート、NHK、ニッポン放送および南西ドイツ放送の放送録音など幅広く活動を行う。
彼の持つ鋭い感性と多彩な音色のパレットからは、独特の響きと奥の深い音楽が描き出されて 高く評価されている。
1996~97年と2008年に開いたラヴェルのピアノ曲全曲演奏会は好評を博し、NHKBSハイビジョン番組「ぴあのピア」ではラヴェル作品で出演するなどラヴェル作品の演奏には定評がある。
1994年第12回京都府文化賞受賞。またCD「阿部裕之プレイズラヴェル」をリリース。これまでに、日本音楽コンクール(主催毎日新聞社、日本放送協会)をはじめ全日本学生音楽コンクール(主催毎日新聞社)、大阪国際コンクール、名古屋国際コンクール、宝塚ベガコンクール等の審査員、「松方ホール音楽賞」の選考委員などを歴任している。
現在、京都市立芸術大学教授として後進の指導にも当たっている。
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