別宮 貞雄 1922-2012 Bekku, Sadao
解説:須藤 英子 (265文字)
更新日:2007年5月1日
解説:須藤 英子 (265文字)
東京生まれ。高校時代に池内友次郎に作曲を師事するが、東京大学では理学部物理学科(1946年卒業)、および文学部美学科(50年卒業)にて学ぶ。47年、柴田南雄の誘いで新声会入会。48年には、歌曲集《淡彩抄》にて日本音楽コンクール第1位入賞。その後51年に渡仏し、パリ国立音楽院でミヨー、メシアンらに師事。帰国後55年からは桐朋学園大学で教鞭を執る。12音技法等前衛音楽を多く体験しながらも、それに批判的な態度をとり、旋律の持つ叙情性と古典主義的な構築性を重視した音楽を創作。特に歌曲の分野において評価が高い。尾高賞、毎日芸術賞受賞。
執筆者:
須藤 英子
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作品(7)
ピアノ独奏曲 (4)
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