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ピストン 1894-1976 Piston, Walter

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  • 解説:齊藤 紀子 (380文字)

  • 更新日:2008年8月1日
  • アメリカ合衆国の作曲家。新古典主義的な作風が特徴である。ピアノと室内管弦楽のための小協奏曲の他、交響曲やヴィオラ協奏曲、弦楽四重奏やバレーのための作品を創作した。

    イタリア系のピストンは当初、画家を志してマサチューセッツ美術学校に入学した。その後、音楽に転向し、ハーヴァード大学に入学した。卒業と同時に渡仏し、ナディア・ブランジェに作曲を師事している。帰国後は、ハーヴァード大学の講師になり、教授も務めた。ピストンの門下には、バーンスタインやエリオット・カーターが名を連ねている。ボストン交響楽団やコロンビア大学、作曲家組合から作曲の依頼を受け、クーリッジ賞やニューヨーク批評家賞、ピュリツァー賞など数多くの受賞暦をもつ。また、『和声法』(1941)や『対位法』(1947)、『管弦楽法』(1955)などの音楽の教育的な執筆も手がけ、それぞれ名著として知られる。

    執筆者: 齊藤 紀子
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    作品(2)

    ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) (1)

    ピアノ独奏曲 (1)

    パッサカリア (1)

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