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トムソン 1896-1989 Thomson, Virgil

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  • 解説:齊藤 紀子 (406文字)

  • 更新日:2008年8月1日
  • アメリカ合衆国の作曲家。ニューヨークで刊行されている新聞「New York Herald Tribune」の音楽評論の執筆を担当していた。ピアノを5歳の時に始め、13歳でオルガンを始めた。ハーヴァド大学在学中には、奨学金を得て渡仏し、音楽をはじめとするフランスの文化にふれた。その後、ジュリアード音楽学校を経て、ブランジェに師事するために再び渡仏している。フランス六人組やコクトー、サティらと関わりをもった。

    初期の作品、《教会ソナタ》(1926)はタイトルからも推測できる通り、ストラヴィンスキー風の新古典主義の作品である。そのほかの作品としては、アメリカ合衆国の女流詩人、スタインの台本による《3つの幕の4人の聖者》(1827-1928)やロマン主義に傾いた《ヴァイオリン・ソナタ》(1930)がある。また、映画音楽も手がけており、《ルイジアナ物語》(1947)で1948年度音楽部門ピュリツァー賞を受賞した。

    執筆者: 齊藤 紀子
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    作品(1)

    ピアノ独奏曲 (1)

    練習曲 (1)

    練習曲集 練習曲集

    作曲年:1943 

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