ハ長調、4/4拍子。Allegramente。

冒頭から、凱旋のような、いきいきとした明るいハ長調の音楽が始まります。

5小節目からの右手の重音や、左手のアウフタクト的なリズムが

冒頭の音楽とは変化があり、面白い部分です。

9小節目からのテヌートは、充分に保って、オデュッセウスの長い帰還の旅を表現してみましょう。

不思議な音程でじわじわとのぼってくるのを、クレッシェンドを有効活用して演奏できるとよいですね。

最後は無事に到着したように、ほっとしたハ長調の響きで終わりましょう。