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ヘラー :ワルツ集 Op.145

Heller, Stephen:Un cahier de valses Op.145

作品概要

楽曲ID:7359
出版年:1878年 
初出版社:Breitkopf
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ワルツ
総演奏時間:14分20秒
著作権:パブリック・ドメイン
※特記事項:※ 『ステファン・ヘラー ピアノ曲集 I』(カワイ出版、2014)より出版社の許可を得て転載。 カワイ出版ONLINE:http://editionkawai.shop16.makeshop.jp/shopdetail/000000006072/

解説 (1)

総説 : 上田 泰史  (574文字)

更新日:2014年11月21日
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出版: Leipzig, Breitkopf & Härtel, 1878

献呈:Frau Léon Charité in Rouen

9 曲からなるワルツ集からの1 曲。1840 年代半ばから断続的に行われたヘラーのワルツ作曲への取り組みは、私淑していたショパンの創作を継承するものである。ヘラーの回想として伝えられる逸話によれば、ある時ヘラーが出版者シュレジンガーの店先にいると、そこへショパンが顔を出した。ヘラーが任意のワルツの演奏を頼むと、ショパンは逆にヘラーの好きなワルツを尋ねた。強いて一曲を挙げるならあなたのイ短調のワルツ(作品34-2)です、とヘラーが答えると、ショパンは自分もそれが一番のお気に入りだと喜んだ。ショパンの没後、彼の作品を題材にした作品を書いたヘラーにとって、その存在はシューマンと並び格別の意味をもっていた。

第1 番 モデラート

曲集の冒頭を飾る即興的な趣のワルツ。複重線の前後で大きく2部分に分けられる。イ短調のIV 度で始まるので、直ぐには曲の主調(イ短調)が判らない。曲中、主題らしい旋律は現れず2 種類の着想(a : 1 ~6 小節, b : 11 ~20 小節)に基づく分散和音の響きが転調しながら交代する。この曲の硬質で透明な響きはヘラーの初期作品に「銀色の輝き」を感じとったシューマンの印象を思い出させる。

執筆者: 上田 泰史 

楽章等 (9)

モデラート

総演奏時間:2分20秒 

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第3番 Op.145-3

総演奏時間:1分40秒 

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第4番 Op.145-4

総演奏時間:2分30秒 

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第5番 Op.145-5

総演奏時間:1分30秒 

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第6番 Op.145-6

総演奏時間:1分30秒 

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第7番 Op.145-7

総演奏時間:0分50秒 

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第8番 Op.145-8

総演奏時間:0分40秒 

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モルト ヴィヴァーチェ Op.145

総演奏時間:1分30秒 

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