ヤマハ :こどものバイエル ミッキーといっしょ レパートリー 2 ぶらんこ(アメリカ民謡)
yamaha music foundation & yamaha music media corporation:
演奏のヒント : 大井 和郎 (338文字)
カノンに似た書法で書かれていますが、例えば5小節目から左手のテーマを出すなど、あまりカノンを意識する必要はありません。それよりも左右のバランスを保った方が良いでしょう。
この曲は16小節という長さですが、4つのフレーズに分けられます。1~4小節間、5~8小節間、9~12小節間、13~16小節間ときれいに4小節ずつ分けられます。重要な事はこの4つのフレーズに対して異なった表情を付けることです。4つとも同じように、平坦に弾かないようにします。
1~4小節間よりも、5~8小節間の方がピッチ的に高いのでテンションを上げます。主観が分かれるのは9~12小節間かもしれません。9~12小節間は、5~8小節間よりも音量は大きくするべきか控えるべきでしょうか? 先生と相談して決めましょう。
【2023ピティナコンペ課題曲 A2級】ぶらんこ
検索