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モンポウ :歌と踊り 第12番

Mompou, Federico:Canciones y danzas

作品概要

作曲年:1962年 
出版年:1963年 
初出版社:Salabert
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:性格小品
総演奏時間:3分00秒

解説 (1)

執筆者 : 和田 真由子 (315文字)

更新日:2008年6月1日
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作曲フランスの詩人レオン・ポール・ファングに献呈された。歌は以前にかかれていたもので、それに踊りが加えられ1962年に出版された。

『歌』は、嬰へ短調、4分の3拍子。モルト・カンタービレ。カタルーニャ民謡《アラゴンの貴婦人》の物悲しい旋律が用いられているが、近代的な和声づかい、転調によって神秘的な雰囲気がさらに加わっている。歌詞の内容は、美しい貴婦人への恋を歌ったものである。静かに歌われていく旋律ではあるが、その息づかいの中に秘めたる熱い想いを感じさせる。

『踊り』は4分の3拍子。《悪い知らせ》というカタルーニャ民謡がもとになっているとされている。旋律に不協和にぶつけられた音がひどく不安定で、不吉に響く。演奏所要時間は約4分。

執筆者: 和田 真由子

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