とても楽天的で、平和な時間が流れる曲と考えます。深刻なことはありません。例えば、1~4小節間と5~8小節間は、2人の会話のようなイメージでも構いません。もちろん独唱と考えても構いません。しかしこの曲の和声を理解し、作曲家が場面場面でどのような感情だったのか、和音やメロディーから想像してみてください。
とても安定的で幸せなムードに満ちた1~4小節間に対して、どこか不安や寂しさを伴う5~8小節間が来て、そして再び同じ歌を歌う9~12小節間に対して、少し期待の持てる13~16小節間、といった感じです。奏者はレッスンの先生とも話し合って、各セクションのムードを想像し、まずはそのような感情を持ちながら演奏する事が大事です。そうすると自ずと強弱も決まってきます。
踊りそのものに使われる曲 と言うよりは、踊りを想像している、あるいは回想している頭の中の描写と考えて良いと思います。