バッハ :組曲 ブレ BWV 996

Bach, Johann Sebastian:Suite Bourrée

作品概要

楽曲ID:65082
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:組曲
総演奏時間:1分20秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用3 応用4 応用5 発展1 発展2 発展3 発展4 発展5

楽譜情報:8件

解説 (1)

概要 : 濵田 眞子 (319文字)

更新日:2022年6月22日
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組曲BWV996ホ短調は、20世紀前半の音楽学者、リュート奏者であるH.D.ブルーガー(1894ー1932)によって、リュート組曲第1番と名付けられた。

プレリュード、アルマンド、クーラント、サラバンド、ブレ、ジーグの6曲からなる。

リュート組曲の中で最も初期に成立した作品で、リュートというよりもむしろ、

鍵盤楽器の特徴を捉えた作品となっている。

ブレは17世紀の舞曲で、速いテンポの2拍子でかかれる。

ホ短調、2分の2拍子。

2声で淡々と曲が進んでゆく。

ト長調、イ短調、ロ短調を経由して、厳かな中低音のホ短調で曲が終わる。

8分音符から4分音符への音程感・跳躍により、音楽の方向性を感じることができ、

滞らず、音楽流れをつくっていくことが求められる。

執筆者: 濵田 眞子