わずか8小節の曲ですが、音数が少ないだけに表現も難しくなります。アーティキュレーションに関してお話をします。1~2小節間、5~6小節間、には、同じ音がリピートされる場所が2~3拍間にありますね。助言ではありますが、例えば1小節目右手、1拍目Cから2拍目Eまでをレガートで繋ぎ、Eをスタッカートで軽く切ります。次に再び3拍目Eから4拍目Cにレガートで繋ぎ、4拍目のCを短く切ります。以降、同じように処理します。
こうすることで、重たさを避けられます。リピート音というのは、ペダル無しではどうしても繋ぐことは難しく、よって今のような工夫が必要になります。ご参考まで。
前半4小節、後半4小節ともに、3小節目がピークポイントと考えて良いです。ここに向かっていく方向性を出しましょう。