アーティキュレーション

この曲の主題である、1~2小節間の右手のメロディーラインは、1小節まで1拍目から2拍目、3拍目から4拍目に向かう時、同じ音を弾くことになります。リピート音をレガートで弾くのはとても難しく、時にペダルが必要になりますが、まだペダルを使えないお子様はどうしても切れ目が生じてしまいます。

そこで、1小節目、1拍目のCはスタッカートで、2拍目から3拍目にかけてCからHはレガートで繋いで到達点のHをスタッカートで、4拍目のHは次の小節1拍目のAにレガートで繋ぎます。以下同様。

シェーピング

メロディーラインは1~2小節間の、CCHHAが基本です。C→H→Aと下行していますので、ディミヌエンドが妥当です。

ピークポイント

6小節目が最もピークに達する小節です。

形式

1~2小節間、3~4小節間、5~8小節間の3つのフレーズで構成されています。1~2小節間と3~4小節間は全く同じなので、なにかしらの変化を付けて下さい。

バランス

左右のバランスはこの曲ではとても重要な要素になります。