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ラヴェル :マ・メール・ロワ 美女と野獣の対話 ヘ長調

Ravel, Maurice:Ma mère l'oye "Les entretiens de la Belle et la Bête" F-Dur

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:4分00秒

解説 (1)

解説 : 白石 悠里子 (338文字)

更新日:2019年3月5日
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第4曲 〈美女と野獣の対話〉

極めて中庸なワルツの速さで、へ長調、4分の3拍子。

 三部形式。第1部(第1-第48小節)はワルツのリズムに乗って穏やかな美女の主題が奏される。サティの《ジムノペディ》へのオマージュと言われる所以がもっともよく感じられる部分である。第2部(第49-第105小節)は、左手に野獣の主題が現れ、次第に緊張が高まる。第3部+コーダ(第106-第171小節)は第1部と第2部を総合した構成である。右手に美女の主題、左手に野獣の主題という2つの主題の重奏で開始され、野獣が倒れるクライマックスが訪れる。1小節の全休止ののち、野獣から王子への変身を描くグリッサンドを挟んで第147小節からコーダへと入るが、ここでは音域が拡大しているために決して演奏は容易くない。

執筆者: 白石 悠里子
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