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ラヴェル :マ・メール・ロワ 女王の陶器人形レドロネット 嬰ヘ長調

Ravel, Maurice:Ma mère l'oye "Laideronnette, impératrice des pagodes" Fis-Dur

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:曲集・小品集
総演奏時間:3分10秒

解説 (1)

解説 : 白石 悠里子 (367文字)

更新日:2019年3月5日
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第3曲 〈女王の陶器人形レドロネット/パゴダの女王レドロネット〉

行進曲の速さで、嬰ヘ長調、4分の2拍子。

 三部形式として捉えられるが、前の部分の終わりと次の部分の始まりが重ねられているため、各部分の境界はぼかされている。第1部(第1-第65小節)では8小節の導入に続いて、五音音階(嬰へ−嬰ト−嬰イー嬰ハ−嬰二)による軽やかな主旋律が右手で奏される。第55小節でのグリッサンドのあとのコデッタでは次第に緊張が高まっていく。第1部の最後と同時に始められる第2部(第65-第138小節)は、第1部の主題とは対照的なゆったりした新主題が用いられる。第3部(第138-第196小節)は、第2部のゆったりした動きを継続する左手に対して、冒頭主題が右手に回帰する形で始まる。第153小節以降は左手も第1部の活発なリズムを取り戻し、華々しく終わる。

執筆者: 白石 悠里子

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