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ラヴェル :高雅で感傷的なワルツ 十分活発に ハ長調

Ravel, Maurice:Valses nobles et sentimentales Vif C-Dur

作品概要

楽曲ID:51950
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ワルツ
総演奏時間:0分48秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

解説 : 魚住 恵 (221文字)

更新日:2022年7月7日
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Vif 「活き活きと」 付点二分音符=100。A.1-16小節、B.17-44小節、Aʹ.45-60小節の3部形式。

 活発でユーモラスな雰囲気を持つ曲。バスの進行に注目すると、1-2小節はcis→gで増4度音程だが、3-4小節ではc→gの完全5度音程に変わる。これらの交替が繰り返されているため、ハ長調の調的感覚を示しながらもおどけたような表情を醸し出す事ができる。即ち4小節で一つの文脈と捉えると、自然にVifのテンポに近付く事が出来よう。

執筆者: 魚住 恵

楽譜

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