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ラヴェル :高雅で感傷的なワルツ 十分活発に 変イ長調

Ravel, Maurice:Valses nobles et sentimentales Assez animé As-Dur

作品概要

楽曲ID:51948
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ワルツ
総演奏時間:1分19秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

解説 : 魚住 恵 (233文字)

更新日:2022年7月7日
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Assez animé「充分に活き活きと」。付点二分音符=80。A.1-16小節、B.17-30小節、Aʹ.31-46小節の3部形式。

 前曲の終わりがト長調を明確に示していたのに対し、明確に調が定まらない、捉えどころのない響きで始まるワルツである。これは8音音階、或いは(後の)メシアンによる「移調の限られた旋法第2番」によって書かれている部分が多いからであり、旧来の調体系から逸脱した部分と、明確に調的な部分とを意識して演奏すると大きな流れを作る事が出来るだろう。

執筆者: 魚住 恵

楽譜

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