アプシル :リズムの表現 野蛮な踊り Op.108-18
Absil, Jean:Du rythme à l'expression Danse barbare Op.108-18
解説 : 杉浦 菜々子 (247文字)
タイトルの下に”accents rudes”「きついアクセント」とこの曲の課題が書かれています。アクセントの音は軽くなってしまわないよう音を保ち、密度の高い音で演奏しましょう。この民族的な「野蛮な踊り」では、宮廷舞曲などの軽やかなステップとは対照的な重く、力強い足どりや足踏みをイメージすると良いでしょう。また、コルトーやギロックなどが作曲している「インディアンの踊り」と同様に、太鼓を打ち鳴らしているような打楽器的な音と考えることもできそうです。強いエネルギーを音楽に込めて演奏してください。
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