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ハイドン :12のメヌエット 第2曲 Hob.IX:8 ト長調

Haydn, Franz Joseph:12 Menuette *in preparation* G-Dur

作品概要

楽曲ID:44760
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:メヌエット
総演奏時間:0分50秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

解説 : 大井 和郎 (513文字)

更新日:2025年5月30日
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冒頭からオクターブでスフォルツアンドが書かれているので、ついつい大きく弾きがちなのですが、この、13小節間の右手はとても乱暴に、機械的になりがちですので、スタートは柔らかめで始まり、2小節目のHをピークポイントとし、あとは、34小節間、衰退するように弾くと良いです。勿論、前半14小節間と、後半58小節間はコントラストを付けた方が良いのですが、あまりにも前半が大きくなり過ぎないようにします。

14小節間、13〜16小節間、左手はスタッカートにした方が、全体が重たくなりすぎず、聴き易くなります。

9小節目と11小節目は、右手にペアの8分音符が書かれており、弱拍の方が非和声音ですが、ヴァイオリンのボーイングのように、2つ目を弱く、短く切ると良いです。10小節目は、主和音になり、非和声音はこの小節は1つもありませんので、9小節目の様に、弱拍の音符を短く、弱く切って下さい。

このBセクションも、Aセクション同様に、左手を極力控えめにして下さい。

執筆者: 大井 和郎
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