ブルグミュラー :18の性格的な練習曲 大雷雨 Op.109-13

Burgmüller, Johann Friedrich Franz:18 Etudes de genre (faisant Suite aux Etudes faciles op. 100) L'Orage Op.109-13

作品概要

楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:練習曲
総演奏時間:1分40秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用3 応用4 応用5 応用6 応用7

楽譜情報:12件
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解説 (1)

解説 : 佐藤 卓史 (472文字)

更新日:2022年1月31日
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 ニ短調で嵐といえば、ベートーヴェンの『テンペスト』が思い浮かびますが、あの静かな開始とは違ってこの曲は冒頭から大荒れです。風と雨はどんどん強まっていき、ついに14小節で暗い空に稲妻が光ります(繰り返すと2回も)。やがて雷鳴は遠ざかっていき、雲間から太陽が現れて濡れた地上を照らす、そんな大自然のドラマを音楽で描写した1曲です。

演奏のポイント(原典 ♩=152)

 拍頭の16分休符は長くなりすぎないように、リズムの食いつきが大切です。雷鳴を表すオクターヴのトレモロ(2小節)は、 クレッシェンドするのは容易ですがデクレッシェンドは案外難しいもの。全体的に、ついついすべてがフォルテになりがちの曲です。ペダルも含めて響きをよく聴いて調整しましょう。6小節や8小節などの順次進行の多いパッセージではペダルは控えめに。9小節からは左右交互のアクセントを強調して盛り上げていき、14小節の減七の和音に向かいます。コーダのレチタティーヴォのあと、 a tempo の左手のリズムが崩れないように。

(東音版「ブルグミュラー18の練習曲」(NS61)より)

執筆者: 佐藤 卓史

参考動画&オーディション入選(2件)

13. 大雷雨
津下 翔哉(入選)