メンデルスゾーン :ピアノ協奏曲 第1番 第3楽章 Op.25 O 7

Mendelssohn, Felix:Konzert für Klavier und Orchester Nr.1 Mov.3 Presto - Molto allegro e vivace - Tempo I

作品概要

楽器編成:ピアノ協奏曲(管弦楽とピアノ) 
ジャンル:協奏曲
総演奏時間:6分00秒
著作権:パブリック・ドメイン

解説 (1)

解説 : 髙橋 祐衣 (380文字)

更新日:2020年4月3日
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序奏付きロンド形式、ト長調。前楽章での夢を打ち砕くかのようにイ短調のファンファーレが鳴り響き、フィナーレへと突入する。このファンファーレには、第1楽章と第2楽章のつなぎ部分に置かれていたファンファーレと同じリズム音型が用いられている。協奏曲冒頭を彷彿とさせる急激な上行を経て、エネルギーが最高潮に達した瞬間、ピアノが示す急速なト長調の下行アルペジオにより溜まったエネルギーが炸裂。勢いそのままに主部へと至る。主部のMolto Allegro e vivaceでは、付点リズムが印象的な、喜びに満ちた主題部と、愛らしく軽快なエピソード部が交互に現れている。最後の主題部において、第1楽章の第2主題が引用されると、その後すぐ息をひそめるかのようにフェルマータが入る(Adagio)。しかし、次の瞬間にfで勢いよく音楽が動きだすと、最後は大団円で輝かしく閉じられる。

執筆者: 髙橋 祐衣
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