ハイドン : ソナタ 第45番 第2楽章 Hob.XVI:30 op.14-4
Haydn, Franz Joseph : Sonate für Klavier Nr.45 Mov.2 Tempo di Menuet
作品概要
解説 (2)
解説 : 佐竹 那月
(157 文字)
更新日:2022年3月8日
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解説 : 佐竹 那月 (157 文字)
アレグロ、アダージョに続く終楽章。イ長調。4分の3拍子。カンタービレのメヌエット主題(反復記号で区切られた8+8小節)による変奏曲形式の作品で、主題と装飾的な6つの変奏からなる。主題の原形に近い第6変奏は、反復記号なしで(8+8)+(8+8)小節の構造になっており、各部分ごとに音域を変えながら変奏を展開していく。
解説 : 大井 和郎
(509 文字)
更新日:2025年3月5日
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解説 : 大井 和郎 (509 文字)
テーマ:掛留音が多く含まれます。留音の後は、解決音としますので、解決音は消えるように弾いて下さい。途中ドッペルドミナントになりますので、その部分のテンションは上げてください。
Var1 ヴァイオリンの滑らかな動きと考え、レガートで弾くようにします。弦楽4重奏をイメージしてください。
Var2 これも弦楽4重奏をイメージします。
Var3 躍動的なヴァリエーションです。16分音符は必ずしもレガートにする必要も無く、全部の音をスタッカートにしても楽しくなります。
Var4 カノンと考えますので、声部の独立が必要になります。例えば、冒頭 2小節、第1ヴァイオリンと第2ヴァイオリンはそれぞれのラインをシェープして、2声に聞こえるように工夫してみてください。
Var5 とにかくタイミングが重要なヴァリエーションです。細かい3連符等のタイミングは、寸分の狂いも無く、3/4拍子に聞こえるように弾きま す。
Var6 ハイドンらしさが出ている、ユーモアたっぷりのヴァリエーションです。多くの音色と音量で、立体感を付けてみて下さい。
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