ハイドン :ソナタ 第11番 第3楽章 Hob.XVI:2

Haydn, Franz Joseph:Sonate für Klavier Nr.11  Mov.3 Menuet - Trio

作品概要

楽曲ID:32134
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:3分30秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用6 応用7 発展1 発展2

楽譜情報:6件
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解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (415文字)

更新日:2024年12月16日
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このメヌエットとトリオは各素材毎に分けて考えます。1~4小節間、15~18小節間を A とします。

5~10小節間、19~24小節間を B、11~14小節間、25~32小節間を C とします。

一方トリオのほうは、33~38小節間と、49~54小節間を A、39~44小節間と、55~60小節間を B、45~49小節間を C とします。

あくまでも筆者の主観となりますが、このメヌエットとトリオも、このソナタの第2楽章同様に劇的要素を感じます。各、A B C にキャラクターを与え、あるいは雰囲気を異ならせ、オペラのシーンを思い浮かべ、漠然とストーリーを考えてみましょう。

基本的には楽天的なシーンとして、女性のコケティッシュなキャラクターが一致するかもしれません。トリオのセクションは短調で B-moll ですが、セクションそのものにそこまでの深刻さはありません。しかしながらメヌエットとのコントラストをはっきりと付けるようにします。

執筆者: 大井 和郎
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