ハイドン :ソナタ 第8番 第2楽章 Hob.XVI:5

Haydn, Franz Joseph:Sonate für Klavier Nr.8 Mov.2 Menuet

作品概要

楽曲ID:32125
楽器編成:ピアノ独奏曲 
ジャンル:ソナタ
総演奏時間:2分30秒
著作権:パブリック・ドメイン

ピティナ・ピアノステップ

23ステップ:応用2 応用3 応用4

楽譜情報:6件
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解説 (1)

演奏のヒント : 大井 和郎 (394文字)

更新日:2024年12月16日
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弦楽4重奏を意識している器楽的楽章です。例えば冒頭2小節、ペダルを踏んで、左手の保続音Aを滑らかに弾くことも可能性としてはあるのですが、弦のデタッシェのように、1音1音セミスタッカート気味に切ってしまう方が、個人的には良いと思います。

4小節目のトリルは、D-E-D-E-D と5つくらいの音を含ませてみてください。指使いは 34343、または 35353、がやりやすいと思います。8小節目のターンは、D から、 D-Cis-H-Cis-H と来てください。

トリオセクションに入ったら、pp にして、少し不気味に4小節を弾き、残りの4小節は明るくメゾフォルテでがらっと雰囲気を変えます。

書かれてある強弱記号は厳格に従ってください。この楽章は、メゾフォルテが最も大きな音量となる強弱記号ですので、全体が軽快で大人しめ、派手では無く、しかしながら基本的には楽天的思考で演奏をしてみてください。

執筆者: 大井 和郎
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